日本人が「自虐的」になるのは必然!なんだけど・・・
いやあ、この時期になると戦争について、近年は「戦争責任」「合祀の是非」といったこともTVの話題に上ることが多いですね。
この間爆笑問題の太田光がとあるTVで言っていたことですが、私もハタとひざを打ちました。
「日本人が自虐的になるのは仕方がない。だっていままで正しいと思っていたことが間違いだった、ってなったんだから」
自虐とは自己否定です。「俺は間違っている」と言う考えがそのベースになっています。そりゃそうです。自分は正しい、と思っている人は自虐的にはなりません。少なくとも「自分は間違いだ」というパーセントの多い人が自虐的になります。
ということを鑑みると、1945年8月15日以降今まで抱いてきた信念を「間違い」と思わざるを得なかった日本人は総じて自虐的にならざるを得なかった、といえましょう。
だから「自虐史観」がどうのこうのといって「自虐的」な歴史観を持つ人を非難する気に離れません。まだ60年前に受けた心の傷から立ち直れていない人なのですから。
でも、もうそろそろ立ち直ってもいいんじゃないかなぁ、とも思うんです、ワタクシ。
冷静な目で眺めてみると、この世はまだまだ道理が通らず、力が全てのパワーポリティクスが支配しているんだなぁ、と言うことが分かってしまうのですが・・・
まあ、これもやむなし、と思います。我々は聖人君子の集まりではないのですから!
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コメント
ちなみに、日本はハーグ条約の後継であるジュネーブ条約には批准していません。
ちなみに、世界で初めて、都市の無差別爆撃をやったのはドイツ、二番目は日本です。
ちなみに、当時の法規上は正しい山内容堂を、西郷と岩倉が武力で押し切ったことで成立した明治政府は無効だとは誰もいいません。
つまり、戦争その物がすでに犯罪であり、
つまり、法律という物はその国の主権の及ぶ範囲で行われる者であり、
つまり、何が正義で何が正義でないというのは、存在しないわけで・・・。
これ以上は、すぐにヒステリックになる人がいるから、差し控えます(笑)。
投稿: へいたらう | 2006年8月15日 (火) 18時06分
>へいたらうさん
無差別爆撃については日本・ドイツも同罪です。(ゲルニカとか重慶とかでやってますし)それは同感です。
なんのかんのいっても結局は「勝てば官軍」「力が全て」の世の中なのですね、今現在に至っても。
でもそんな現実を生きる我々は、その現実をまず理解しないといかんのでしょうね。好き嫌いは別として。
この世界が「聖人君子の集い」になるには、まだまだ時間がかかりそうですねぇ。
投稿: ヤマサン | 2006年8月16日 (水) 22時59分
私は、今、塩野七生女史の「ロードス島戦記」を読んでいますが、ロードス島は聖ヨハネ氣志團(?)に占拠されたとき、それに対して、所有者であるビザンツ帝国が抗議しますが、それに対する、塩野女史の評が気に入ってます。
「軍事力で奪い返せない抗議はただの抗議でしかない。」
これが、日本人が聖人君子ばかりが住まうと思っている世界の現実ですよ。
投稿: へいたらう | 2006年8月17日 (木) 16時22分